日 時 :2020年12月6日(日)11:45~15:00
日 時 :2020年12月6日(日)11:45~15:00
内 容 :奈良まちセンター市民ホールにおいて、春日若宮おん祭の学習と勧進を
目的とした、市民手作りのお祭りをしました。
参加人数:210名
2020年12月6日(日)ならまちセンター市民ホールにおいて、第21回「子どもおん祭」を開催しました。今年はコロナ禍でいつも通りの開催を断念し、「春日若宮おん祭の学習と勧進」という本来の目的を突き詰め、最低限必要なものだけを残した形での開催となりました。ステージイベントは、オープニングを飾る儀式「開会の儀」としての奉納太鼓(寧鼓座)だけを行いました。そのあと春日大社神官による遥拝(影向の松に見立てた巨大な松の絵を掲げ、その後方にある春日大社を遥拝し、「春日若宮おん祭の成功と、子どもおん祭に参加した人たちの健康や疫病の退散・天下泰平など」を願いました。
開会宣言のあと、クイズラリー大会が催されました。多くの子どもやその家族たちが訪れ、市民ホールは常に30人~50人の参加者でにぎわいました。クイズは初級編のみならず、中級編、上級編も用意され、参加者たちは大人も含めて展示物だけでなくスマートホンなども駆使して、難問にも挑戦していました。まさに自ら積極的に学んでいくという姿勢が大人も含めた多くの参加者に見られ、大いに学習という目的は達成したと思います。勧進(寄付)という面でも、今回はバザー収入やゲームコーナー、木工体験コーナーが無い中、寄付や広告収入がいつもより多く集まり、50430円の寄付を春日大社にすることができました。来場者は200人以上にのぼり、多くの子どもたちが楽しみながら、おん祭について学ぶことが出来ました。
このお祭りが「ならまちセンター」との共催という形でできるようになって16回目となりました。今年はコロナ感染というリスクのある中、変わらず共催してくださることによって、途切れずにお祭りを開催することができました。いつも多大なるご支援をいただくことによって、この意義あるお祭りを開催し続けることができていること、心よりお礼申し上げます。
またこのお祭りの意義を理解し、ボランティアとして参加してくださったスタッフの皆様、奉納太鼓をしてくださった寧鼓座の皆様、参加人数が例年よりかなり少なくなることを承知で協賛、広告、募金等にご協力してくださった方々、またコロナ禍の中で子どもたちを連れて、このお祭りに参加してくださった方々にお礼申し上げます。
子どもおん祭実行委員長 黒飛 啓志